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Channel: 糸島市議会議員 いとうちよ子ブログ~ちよ便り
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まだ生きていて、よかとでしょうか?・・・

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「いとうせんせ、市役所の言うことが、
  ようとわかりません。
 いちど、来てくれんですか。」
80代半ばのAさんが、電話の向こうで言った。

「いいですよ。あした朝、10時にいきます。
 待っててくださいね」


翌朝、行くと深々頭を下げて、
「学校もいっとらんし、年もとっとるし、
説明書きを見ても、わからんことばかりですけん、ご迷惑かけます」

数十年も前に、子どもさんとは仲たがいをしたまま、行き来はない様子。
「早くおかあさんとこに行きたか、思いますばってん、簡単に死なれんとです」

「死ぬなんてまだ早いですよ。80歳までがんばって働いたのに。
 毎日、顔を見せてくれる職場の後輩の方もいらっしゃるでしょう」
「そうですと。買い物を毎日してくれるとです」

「そんな親切な人はなかなかいませんよ。Aさんがいい人だから、そうしてくれるんですよ」
「はい。でも、お墓も買いきらんまま、年とって。海にでも投げてもらいましょうか」

「私が市役所と相談してちゃんとしますから、死ぬことばかり考えないでいいです。
 そのときがきたら、『よく働いた誠実な人生でした』って、集まった方々に私が胸をはっていいますから」

笑顔になったAさんは、
「ご迷惑かけて、わたしはまだ、生きててよかでしょうか」と言った。

「もちろんです。でも、足元が少しふらついてきましたね。
 介護認定の調査にきてもらいましょうか?
 福祉のみなさん、みんな優しいですよ。ヘルパーの若い女性が訪ねてくると、気もちも明るくなるでしょう」
「おねがいします…」

Aさんと会うたびに思う。
なんと謙虚なひとだろう、と。

ひとり暮らし、夫婦二人の高齢者が、市にも何千人といらっしゃる。
戦争、食糧難と苦労して生きてこられた世代。

最後まで人間らしく、温かく。孤独にならないように…
高齢者の方々と接するたびに、そう願わずにいられない。

税金は、大資産家と大企業からもっと取りなされ~景気を悪くする消費税増税に反対

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消費税を導入したとき、
「高齢化社会のため」と言った国は、
高齢者を大切にしないまま・・・・・

10月1日、安倍総理がまた
「社会保障のため」と言って、
消費税の大増税を宣言した。
生活保護費の削減や、年金の削減を強行しながら。


糸島市の9月議会に
「国に消費税増税の中止を求める意見書」の提出を求める請願が出され、
私はその紹介議員になった。

9月27日の最終日、その請願に対する賛成討論をおこなった。
インターネットでは始めの方なので、ぜひみていただきたい。
肩の具合が悪く、パソコンを打てなかったので、原稿はメモ程度でおこなった。
だから、原稿をここに載せられない。


市内3000業者や 農家が、
消費税が5%から8%になることで打撃を受ける。
7月の参議院選挙で、自民党議員当選のため昼夜奮闘していた女性は、
昨日、
「肥料から、農薬から、苗から、ビニールから、燃料から、何から何まで消費税がかかるから困る」と私に言った。


安倍総理!
税金は、
大金持ちと
大企業から
もっともっと取りなされ!
株で大儲けしている大資産家や、
内部留保を何兆円とため込んでいる大企業から!


これが多くの一般国民の声ではないだろうか。
低所得者と中小業者に打撃を与え、景気を悪くする消費税増税には
絶対!反対。

※日本共産党は、まだ「あきらめていません」各界の方と協力し合って
 消費税8%実施直前まで。
 いろいろな形で。反対行動を起こして
 たたかっていきます。

 みなさまの、ご協力をお願いいたします。

2億4千万円の道路・水路建設~地場業者に工事発注の予定はない…前原東土地区画整理事業区域内 

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9月議会で、土木費として、2億4360万円の大きな補正予算が出た。


「何の工事予算か?」と聞くと、
『前原東土地区画整理事業域内の道路や水路』を
  つくるための予算であることがわかった。

2億円以上もの道路や水路建設となると、
不況にあえぐ地場の土木業者に何百もの仕事がいくお金だ。
市民の税金を使う事業は、
できるだけ地場産業の振興に役立つものでなければならない。

しかし市は、
「事業主体は、前原東土地区画整理組合。市は事業主体ではないから、わからない」
と言う答弁をした。

驚いた。
この区域内には市の土地があり、市もこの事業にかかわっている。
市長も組合員だ。
しかも市が最重要課題として取り組み、
税金を16億円もつぎ込むこの事業で、
地場業者を積極的に使うのは、当然だ。

「わからない」などと言う答弁は、
請負業者のゼネコン、清水建設に
「何もものが言えない」と言っているのと同じようなもの。


いま地元の土木、建築業者は、どんなに苦しい経営をしていることか。
結局、何十億円もの税金をつぎ込む開発事業は、
地場産業の振興にならないということだ。

それよりは、生活道路や農業用水路、
通学路などの市民生活に役立つ小さな土木工事を何百も発注した方が、
ずっとずっと市民、業者のためになる。
地域振興になる。


その件は次回。

開発予定地に土地を持つ小島議員が、前原東土地区画整理事業の推進を要求~9月議会一般質問

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9月議会の一般質問で一番、あきれたのは。

開発予定地に自分名義の土地を持つ小島忠義議員が、
  1千戸の住宅開発・前原東土地区画整理事業(浦志)を
  すばらしい事業だとして
  推進の質問を行ったことだ。


開発予定地内に自分名義の土地があるのは、
利害関係があるということ。


つまり、利権がからんでいるのに、その推進を議会で平気で取り上げる。
そのあまりの政治倫理のなさに、言葉を失う。


ここの開発に全く関係のない議員が、
「素晴らしい開発だ」と言って取り上げるならまだしも、
本人自身が取り上げるところに、
節操のなさを痛感する。



中央ルートについても、東風小学校区の潤や浦志の多くの住民が、
「税金の無駄づかい」と批判しているのに、
議会で「中央ルート賛成」の発言をしてきた。

小島議員は、ビラに「根拠のないでたらめ発言をする伊藤議員」と
書いているが、
何がデタラメなのか、
書くことができない。



開発区内に自分の土地があることを市民に隠して、
来年2月2日の市会議員選挙まで、私を悪者扱いするつもりだろう。

土地をめぐり、ウソつきはどっちか、これから明らかになる。

市民の税金を、市税、県税、国税と16億円も使うこの事業で、
だれにメリットがあるのか?

・・・・・・
・・・・・・

圧倒的多数の自民系議員は、みな口をつぐんでいる。
議会でだれひとり、土地の件で、
私に「ウソつき」「あれは、小島議員の土地じゃなかろうが!」と
怒鳴る議員はいない。

つまり、私に「ウソつき」と叫んでいるのは、
小島忠義議員だけなのである。

※糸島市のHP(市議会)から、「小島議員の一般質問」も
 見ることが出来ます。

  

原発テロの恐怖~汚染水の管理もむずかしいのに・・・・・核施設の警備にも税金

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このところ、
汚染水が、じゃじゃやもれ状態の
福島第一原発に、

「いったい、原発は本当に安くつくの? 」
「こんだけ、海を、環境を、破壊して・・・」

と、国民が不安を感じているとき。



NHKテレビで、「原発テロ」のスペシャル番組があった。

24時間、ものものしい防護服に身を固め、
警察の特殊部隊の若者たちが、
福島第一原発で警備にあたっている。
これは東電の経費ではなく、税金だろう。


原発などの核施設に、ひとたび、侵入を許すと、
簡単に電源が破壊され、
メルトダウンのリスク・・・

アメリカで、年間140億円かけて警備している核施設へ
侵入したケースが報じられた。
人間の手に負えないのが、核施設なのか。


日本の警備は、先進国では最低レベル。

使用済み核燃料が、全国の原発にたまり続けて、
原子爆弾1100個分のプルトニウムがたまって、
その危険性が、世界中から厳しい目で見られているのだ。


『再生可能エネルギー』には、テロは起きない。
子や孫の代に、何を残すべきかはすでに明らかであろう。

台風による大量の雨が、
福島の原発を襲わないことを祈る。



※糸島市議会、最終日。
「玄海原発の再稼働に反対する請願」の採決が行われ、
 自民系議員、公明議員の反対で、
 否決になった。

「相の町ため池は、法的には自分名義でも、浦志水利組合の所有だ」と裁判に訴えた小島議員だが・・・

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前原東土地区画整理事業(浦志の1000戸の住宅開発)において、
現職議員の小島忠義氏名義の土地(ため池)が、区域内にある。

それを、
「あれは法的には自分の名義でも、自分のものではない。
 水利組合(21人)の所有だ。頼まれて、代表になり、名義を貸しているだけ」
と言い張って、私を議会でウソつき呼ばわりし、
ついには、9月に裁判に訴えた。


しかし奇妙なことに彼は、
「でたらめな伊藤を裁判に訴えた」と自分のビラに書いても、
なぜ訴えたかを書いていない。

「浦志水利組合の所有である相の町ため池を、小島忠義議員の所有だと主張して、私の名誉を棄損している伊藤を訴えた」と、
なぜ書かないのか??

市民は、「裁判に訴えた、訴えた」と言うだけでは、
何のことか、さっぱりわからない。

でもそれでも、彼の「目的」は達成される。
つまり、
私や「糸島の風」がでたらめだと、
市民に思わせればそれでよいのである。



議員名義の土地を開発すれば、
「利権」がからんでいると、多くの市民は思う。
疑われたくなかったら、名義を他の組合員に書き換えたらよい。
裁判などしなくても、それで真実は簡単に証明できるし、議員の名誉は守れる。

なぜそうしないのか?
やはり、名義通り自分の所有だからではないのか??


※相の町ため池が、
小島議員の言うとおり、ほんとうに浦志水利組合の所有なら、
埋め立て後の固定資産税は、組合員21人が分割して払うことになる。
ひとりあたり相当な金額になるだろう。



※※加布里のホテル救済の道路計画(8億円)を「税金のムダづかいだ。中止を」と訴えたときは、三嶋元町長から名誉棄損で刑事告訴された。しかし私の主張が認められ、訴えは取り上げられなかった。
道路計画の方も市民運動の力で中止に追い込むことができた。
このときは、議場前で十数人に囲まれて。「『前原の風』を書き直せ」と怒鳴られたが、応じなかった。



今回も、つぶやき一つで懲罰にあい、
辞職勧告され、「広報いとしま」に言いたい放題のでたらめを書かれ、
大変な目にあった。
まさに、いじめとしか言いようがない。
これが、糸島市の、糸島市議会の現実だ。

 
権力者のからむムダな開発で、
増税の苦労を強いられるのは、弱き市民である。
何があっても、負けるわけにはいかない。
暴言やパワハラに屈して、
ここで長いモノに巻かれて黙るわけにはいかないのだ。 

糸島市議会のパワハラと言論圧殺の実態を告発します~10月20日、西南大学で開かれる自治体フォーラムにおいて

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自治体問題研究所が開く「自治体フォーラム」で、糸島市議会の実態を話します。


今年の6月議会で、「いじめじゃないの」とつぶやいただけで懲罰委員会にかけられ、3日間の出席停止なったこと、

圧倒的多数の自民系議員が、すべての役職を独占し、
「きさま」「おまえ」「共産党はつまみ出せ」
「(職員へ)おまえら余計な答弁はすんな!」などの
ヤジが飛び交う市議会。


市長と特定業者の癒着疑惑や、公共事業のムダ遣いを追及して、
2年前も懲罰処分にあったこと、

癒着・馴れ合いの利権構造が、暴力的議会体質の根底にあること、

開発予定地に議員、特定業者の土地があり、
議会と市が一体となって(車の両輪)、反市民的な開発事業を行う構図が、
何十年も続いてきたこと、

大声で怒鳴り散らし、
「議会をなめとうとですか」(方言。なめているのか)
などの質問を 平気でする自民系有力議員に
何一つモノが言えない執行部、
有力議員の暴言を 『見て見ぬふりの』その他大勢の議員・・・・・

・・・・・・
・・・・・・


こんなパワハラ議会で、15年間ずっと、
おかしいことはおかしいと主張しては、
怒鳴られ、
全員協議会という密室の場で集中攻撃(つるしあげ)を受けてきたこと、

請願を出しに行った市民や議会傍聴の市民が怒鳴られることもあったし、
市職員も有力議員のパワハラに苦しんできたこと、



そして・・・
悲劇は2010年の「合併後の6月議会中」におきた。
過重勤務と議員、上司のパワハラを苦に、
中間管理職の職員が、土曜日の出勤前に自殺した。

私は、遺族の公務災害申請に全面協力した。
糸島市政をゆがめ、職員と市民の人権を踏みにじっている
市議会のパワハラをなくしたかった。
そして今年の3月、ついに公務災害として認定を勝ち取ることができた。


しかし、今も市議会は変らず、
パワハラ議員が重要役職を占め、ムダな開発事業は次から次。
その延長線上に、私への懲罰事件がある。


私はいま、開発地に自分名義の土地がある現職議員と、
裁判でたたかっている。

「こんな議会が他にあるでしょうか?」

13ヘクタールの水田埋立てで、小さな浦志川が氾濫の恐れ・・・水害の危険性が高まる下流の浦志地域

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                     「浦志うらし川」
 浦志川は、JRの下をくぐり、下流の浦志地域へ流れ、約1キロ下流で雷山川にそそぐ。線路を超えると、パチンコ店、国道、住宅街となる。


前原東土地区画整理事業で、水田13ヘクタールとため池ふたつが埋め立てられる。

この広い水田を埋め立てると、2万トンから3万トンのぼう大な雨水が行き場を失う。
農業振興地域整備促進協議会で問題になったのは、そこだ。

市は、「柱田ため池があるから、そこに溜めて少しずつ排水するから大丈夫」と説明して、委員を納得させた。
しかし、その柱田ため池は、この事業ですでに埋め立てられてしまった。
虚偽の説明で、農振除外の許可を得たと言われても仕方がない。


区域内に新しく作る調整池は、わずか2400トン。まったく足りない。


つまり、
埋め立てによって、大量の雨がこの小さな浦志川に流れこむ。
下流の浦志一帯は土地が低いのに、ゲリラ豪雨などで浦志川や周辺の水路があふれれば、
非常に危険だ。


いっぽう市は、区画整理事業の地点から1キロ下流に、人工のため池(調整池)を、「水害対策として」7~8億円で建設する計画を発表した。

上流のため池ふたつは開発で埋め立て住宅地にし、下流には7~8億円と言うばく大な税金を使って、水害のための調整池をつくるという。

これ、かなり変じゃないの。


区画整理の地点から新しい調整池までの人口の多い「1キロ区間」の浦志が、もっとも危険になるということだ。

「議会でいじめられようとでしょう?」「おれは信じとうけん」・・・

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数年前、左の肩を痛め、治るまで半年かかった。
去年、義母の看病しているときは出なかったが、今年の1月に亡くなってから、過労もあって徐々に悪化した。

7月から整形外科に通院して、少しずつ回復していたのに、9月、10月、過労が高じて、激痛に見舞われ、車の運転もパソコンも打てなくなった。
出歩くときは腕をつっているが、それでも辛い。

やむなく12月議会を考えて、養生する決意をした。


「頑張り過ぎよ。みんな、わかっとうけん、大丈夫よ。伊藤さんはゆっくりしとき」
子どもの同級生のお母さんが、笑顔で言う。
「図書館の移転、僕も反対です。場所が悪すぎます・・・がんばってください」
玄関先で、新聞屋さん。

市民のみなさんは、ほんとうにありがたい。

寝ていると、携帯が鳴った。
「伊藤先生、〇〇です。あのときは、お世話になりました」

2年前、水道料金を3万円滞納して、半年間も給水を止められていた土木作業員の人だ。
小雪の降る中、夜間の道路工事現場で働いて、明け方凍えて帰っても、「風呂にも入れないとです」と訴えた彼の顔を思い出す。

「まあ、久しぶりね。何か、相談事があるんでしょう?」
「おれは、だいじょうぶやけん。
 先生。議会でいじめられようとでしょう。友達がいうとりました。
 元気出してください。
 先生の声を聞きたか思うて電話したとです・・・」

うれしかった。
「ありがとう。いま、寝込んでいるけど、大丈夫よ。死ぬような病気じゃないから。
 50肩に更年期障害。そんな年になったのよ・・・」
笑いながら答えた。

電話が切れる前、彼が言った。
「おれは、先生ば、信じとうけん」
その言葉が胸に染みた。ありがたくて、涙がこぼれた。

励まし、助けられているのは、私の方だ。

『さよなら原発! 九州沖縄集会』 1万人以上集まる!

健康のありがたさ~激励、ありがとうございます

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1か月半も寝込んで、ようやく元気になってきた。
健康のありがたさをつくづく感じる。

ついつい過労になるまで働き、頑張って、かえって寝込んで迷惑をかけたみなさん、
ほんとうに申し訳ありませんでした。



消費税、汚染水、フイリピンの巨大台風災害、超危険な使用済み核燃料取出し、秘密保護法案、介護保険制度改悪・・・
世はまさに日々激動のなかにあります。

寝込んでブログを休んでいる間、友人がさよなら原発の写真をアップしてくれました。
多くの市民のみなさんから、あたたかい激励の言葉をかけていただきました。
感謝いたします。




12月議会は、今期最後の議会。
市民の声を代弁して、きちんと
つとめさせていただきたいと思います。
御声援(傍聴)、よろしくお願いします。

お正月前に失業・・・不況に苦しむ市民の声

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年末のきのうも、二つの生活相談があった。
幼子を抱えて夫を亡くした女性や、
子どもがトラブルに巻き込まれて、弁護士を紹介してほしいという電話や。

「いつも糸島の風を読んで、共感していたので、お電話しました・・・」
という声には、
私も励まされる。

先週は、
「この頃失業しました。
子どもはまだ高校生と大学生です。
妻にも話せないでいます。」
という方から匿名の電話があった。

「クリスマスでにぎわう街で、
寒い中、一生懸命、再就職先を探している」と。

「駅でもらった『糸島の風』を読んだ。
わたしたち弱者のためにがんばってくださいと言いたかった」と。

市民の暮らしがこんなにも大変なときに、
つぎつぎムダな大開発を推し進める市に、
私は黙って賛成の手を挙げることはできない。


来年もがんばります。ご支援ください。

2月2日の市長選挙に、 「心やさしき牧師さん」が出馬表明・・・

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                ※1月4日「事務所開き」の日に・・・・
※木村公一事務所HP
http://damatoraren.jimdo.com/


先日、福島の原発事故以来、危険な原発なくそうとがんばっている友人が、
興奮して電話してきた。

2月2日に、市議選挙と同時に行われる糸島市長選挙に、
「木村公一さんが出馬表明したのよ!
 これで、自民党県議の無投票当選はなくなる。うれしい!」と。

そうだ。やはり、民意を問う選挙がなくちゃ。

さらに、話はつづく・・
「素晴らしい候補者が出ることになった!
 冷静であたたかく、こころやさしい木村牧師よ。
 大学で教えていらっしゃるころから、大ファンだったけど、
 わが町の市長選挙に出てくださるなんて、夢みたい!」



私もまったく同じ気持ち。
反原発ネットワークの集会などでお見かけする木村さんは、
おだやかで品性あふれる知的な方だ。

玄海原発に一番近い糸島市のために、
全力で取り組んでくださるだろう。

何よりも、インドネシアで長く教鞭をとってこられたが、
貧しき人々、しいたげられた人々への限りない優しさが、
その人柄にあふれている。


友は、こういって電話を切った。
「糸島市も変わるときよ。
 あなたもがんばって!」

ありがとう。わかってるわよ。

わたしは、なぜか涙がこぼれた。
最近、すぐ感動して涙がでてしまう。


さあ、今夜は、あったかい紅茶を飲んで寝よう。

家計が火の車の時、家を新築しますか?

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みなさんは、
家計が火の車の時、家を新築しますか?
車を買いますか?

ノー!いいえです。

市政も同じ。

ばく大な借金財政の中で、
庁舎を建て替えるとか、
1000戸の住宅開発だとか、
4車線の巨大地下道路(中央ルート)とか、必要でしょうか?

市民の命を守ることこそ、最優先されるべきです。


職員に、「お前ら、余計なことまで答弁すんな!」と怒鳴り、
私に、「オマエは黙っとれ!」「伊藤をつまみ出せ!」と叫ぶ。
全国にもまれな品性のない議会。

黙って何でも賛成すれば、攻撃はされません。
でもそれでは、議員の役目は果たせない。

ムダな開発をやめなければ、市民負担は増え続けます。

だから、たたかい続けてきたのです。
つぎつぎと、不要不急の大型開発を推進する人たちと。
その先頭に立っている市長や議会の有力議員たちと。

今年は、良い年になってほしい。
心から、願わずにいられません。

子どもたちのために、移動図書館車パピルス号を守ろう!

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保育園を訪ねたら、ちょうど移動図書館車パピルス号が到着したところだった。

市が、「財政上」の理由で、来年度から廃止をすると言っているパピルス号。

市内の何千人ものこどもたちに、本と希望と喜びを届けてきたパピスル号。
喜々として絵本に群がる子どもたち。

年間70万円の委託料で、どんなに子どもの教育や子育て支援に役立っていることか。
それを廃止するなんて・・・

有力者のためには、どんなに多額の開発予算も、湯水のようにつぎ込んでいながら。

子育て支援とはかけ離れた市の決定は、納得できませんよ。
子どもたちのために、移動図書館車パピルス号を守りましょう!

公務員倫理はどこへ?~土地区画整理事業と新駅設置をめぐる『行政、議会、地権者、業者』の関係について

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糸島の風23号で書いた記事の一部を、載せておきたい。

2年前、出席停止の懲罰にあった。
以来、私は議会で熾烈な攻撃にあってきたが、
松本市長の引退を前に、
その公務員倫理のなさを、あらためて痛感せずにいられない。

市民の大切な税金の使い道を、だれが決定しているのか?
いつもそのことを考えさせられる。


[糸島の風 23号より(再度)]
土地区画整理事業と新駅設置をめぐる「行政、議会、地権者、業者の関係」について

1991年(平成3年)頃~
・前原東土地区画整理事業と新駅設置の話が、議員や有力者などの間で持ち上がる。

2003年(平成15年)~
・区画整理準備会の委員長(自民系市議)と、清水建設福岡営業所長が、協力関係を約束した覚書を結ぶ。

2005年(平成17年)~
・松本みねお氏が前原市長に当選。翌日、前原南産業団地の建設を決定。入札せず、随意契約で清水建設と平成建設の共同体に7億円の事業を発注。

2010年(平成22年)~
・1市2町が合併して糸島市が誕生。
・12月議会で浦伊三次議員(建設産業委員長)が、前原東土地区画整理事業と新駅設置の実現を求め、市長が「先頭に立つ」と表明。この時、「駅舎の建設は原則、税金は使えない」と答弁。

2011年(平成23年)~
・1月5日、市長、浦議員、(株)へいせい社長、幹部職員が小料理屋で飲食。
・2月新駅設置期成会が発足し、松本市長が会長に、浦議員と区画整理組合理事長が会長代理に就任。
・3月議会で「市長と特定業者との飲食は、公務員倫理に反する」と追及した伊藤議員に、自民系議員らが「おまえは黙っとれ!」「共産党は出ていけ!」と暴言を吐き、出席停止の懲罰処分にする。
・市長、浦議員、地権者代表の元議員らが、集めた署名を持ってJRに新駅設置を要望。

2012年(平成24年)~
・3月31日土地区画整理組合と清水建設が契約を締結。推定30億円の事業を随意契約で発注。その後、地元では(株)へいせいがその下請けに。
・JRが期成会に自費での新駅建設を断ってきたため、「地元が建設資金すべてを負担するから、駅をつくってほしい」(請願駅)と交渉する。

2013年(平成25年)~
・浦志、篠原の水田、ため池埋立てを清水建設が開始。
・12月、JRが新駅設置に合意。JRは「1円の負担もしない」ことで覚書を締結。

※地元の自民系市議や自民党県議も『期成会』の役員。

市議5期目に当選。誹謗中傷攻撃の中、力強いご支援に感謝します。

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2月2日の選挙で、5期目の当選を果たすことができた。
議会で、政治倫理や税金の無駄遣いを追及するたびに叩かれ続けてきたが、
市民のみなさんが、
私を信じて力強いご支援をしてくださったのは、
ほんとうにうれしい。

半年前には、3日間の出席停止の懲罰、辞職勧告、広報による誹謗中傷記事と続いた。
宣伝カーで回っていると、
「応援しています。負けないでください」と、
目に涙をためて駆け寄ってくる人がたくさんいた。



品性のある議会に。
弱者の立場に立った市政を。
議員名義、有力者名義の土地の大開発は許さない。

当たり前のことを、ずっと言い続けて15年。
昨年10月、11月は、過労と心労で二か月もダウンしたが、
おかげさまで元気になった。

「伊藤議員の復活を心より歓迎します」
ある保守系の方のメール。感謝します。
そして。応援してくださった、
たくさんの市民のみなさん。ありがとうございます。
これからも、
よろしくお願いいたします。

議会は変わるか?・・・2月17日、臨時議会で議長選挙が行われます

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議会でもっとも権力のある地位は、議長です。
その議長を決める臨時議会が、2月17日10時から開かれます。

傍聴もできますし、インターネットでも中継されますので、ごらんください。

旧態依然とした市議会が、今度の選挙でメンバーが少し入れ替わって、少しは民主的になれるかどうか。
市民は期待しています。


思い出すのは、自分が初めて議員になった日のこと。

胸をはずませて、議員全員協議会に出席したら、当時の議長に「貴様、黙れ!」と怒鳴られました。

(怒鳴られたのは、議長が「今後、議会だよりに、議員の名前を書かないようにする」と言ったとき、私だけが「それはおかしい。市民に議員の発言内容を知らせるのは、当然ではないか」と反対意見を言ったから。)

あとで、市民文教委員会室で委員長が、私に言いました。
「反対してもムダたい。ここは、声の大きいもんが勝つんじゃ」

あまりのショックに、声も出ませんでした。
それでは、議会と言うより、ヤクザの世界です。

実際、糸島市議会の暴力的体質はひどかった。
「議員の暴言に耐えられない」との言葉を残して職員が自殺するなど、他市では考えられないでしょう。

品性のある、公平、公正な議会運営。
糸島市議会にあって、いま、一番求められています。



どこかの自治体では、水面下で議長選挙に勝つための議員の奪い合いが行われているとか。

強いものに巻かれず、まかれた餌につられず、
良心とおてんとうさまに恥じることない判断が、
一人一人の議員に求められています。

議長選挙の候補者が出そろいました・・・浦議員、谷口議員、伊藤の3人です

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今日、12時に締め切られた議長選挙の立候補。
さっき、議会事務局からのファックスで、3人が立候補したことがわかりました。

届け出順に、
                    
1、浦 伊三次  6期
所信表明の概要  1、議会改革特別委員会の設置 
         2、常識ある議会を目指す
         3、開かれた議長室

2、谷口一成   7期
所信表明の概要  1、凛とした議会を目指す。

3、伊藤千代子  5期
所信表明の概要  1、地方自治法、条例を守り、品性ある議会運営を行う。
         2、議場内における人権侵害の暴言は、きちんと注意する。
         3、他市のように、少数意見も大切にした議会運営を心がける。

選挙の投票前に、10分以内で目指す議会について、演説をすることになっています。
それから、投票です。
議長の任期は4年です。
副議長、委員長職もこの日に決まります。

市議会議長に浦いそうじ氏・・・パワハラ議会と恐怖政治は許さないとクギをさす

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昨日の議長選挙で、
浦いそうじ氏が、糸島市議会議長に就任した。

4期も公共事業にかかわる建設産業委員長を務め、
市議会きってのパワハラ議員であることは、多くの人が知っている。
その人が、圧倒的多数の自民系議員の中心。
だから、選挙結果は見えていた。

糸島市では、「議員の暴言に耐えられない」との言葉を残し、職員が命を絶った。
それを思うと、胸が苦しくなる。

私の願いは、ただひとつ、
市議会のパワハラをなくすことである。
まともな議論のできる議会にすることだ。



議長選挙での
わたくし伊藤千代子の「立候補あいさつ」は、以下のとおり。
今の市議会の何が問題かを知っていただきたく、アップしておく。


        議長選挙での立候補あいさつ
糸島市議会のもつとも改革すべき点は、旧態依然とした古い体質を、開かれた民主的な議会にかえることです。
今回、議会に若い新人も加わり、新しい風が吹くことを、市民は大いに期待しています。

何百億円もの税金の使い道を、きちんとチェックするのが、市議会の重要な役割です。
市民が一生懸命払った税金は、大切に使われ、市民のための市政が行わなければなりません。

地方議会の議長選挙において、これまで水面下で、委員長などのポストを利用して、議員を奪い合う権力争いのごとき実態が、全国各地でみられました。
それに対する批判の高まりの中で、民主的な議会改革が各地で進み、議長選挙も市民に開かれた形へと変化してきました。

糸島市議会でも、昨年度、委員会審議を経て、いくつかの議会改革をおこない、議長選挙においては所信表明演説を行うことに決定しました。
議長候補者が、それぞれ、めざす議会のビジョンを、議員だけでなく、インターネットを通じて、市民や全国へ発信するわけですから、大きな進歩です。

私は、まず第一に、地方自治法、条例を遵守する品性ある市議会をめざします。
たとえば、地方自治法で、議員個人の利害に関わる議案がでたら、議場を退席し、採決に加わることはできないとなっています。
これは議会運営上、最低のルールです。

しかし数年前、委員長職の議員の調整区域の土地を、都市計画で開発した時、本人が利害関係者であるにもかかわらず、議場を退席せず採決に加わりました。
このような議会運営は、明らかにあやまりであり、議員が利害関係者である時は、議場から退場させ、採決に参加させるべきではありません。
私は、議員優遇の疑惑を招くこのような議会運営は行いません。

議員や職員は、公務員としての倫理を守る必要があります。
1昨年の1月は、委員長職の議員が、女性に暴行を働いた容疑で逮捕され、職員が官製談合容疑で逮捕されるなどの事件が連続しておき、市民から、公務員倫理はどうなっているのかとの批判が起きました。

市民に疑惑を持たれるような行為は、慎まなければなりません。

業者の中には、年間に5億件もの随意契約を受けている経営者もあり、こういう業者と個人的に飲食するような議員は、倫理を重んじる議会の議長にふさわしくありません。
私は、政治倫理条例、職員倫理条例を議会や職員と学ぶ機会をつくり、クリーンでさわやかな市議会をめざします。

合併直後、糸島市では、職員が議員の暴言に耐えられないとの言葉を残して自殺するという痛ましい事件がありました。
この職員の死は、公務災害に認定されています。

しかしその後も、数々の暴言が続き、昨年度の3月議会では、この議場の中でさえ、幹部職員を「お前ら!」と怒鳴りつけた議員がいました。
言論の府である市議会で、人権侵害もはなはだしい暴言は、絶対に許されず、職員が委縮し、怯えるような市役所であってはなりません。

職員を「お前ら!」と怒鳴りつけるような人は、議長にふさわしくありません。
私は、議会内における職員、同僚議員への暴言をなくし、対等、平等の明るい市議会をめざします。

糸島市は、実質公債費比率が平成24年度で福岡県の一般市の中で最悪の借金財政となっています。
財政が破綻するようなことになったら、議会は一体何をしていたのかと責任を問われるでしょう。
私は、議会がきちんと議論をし、是々非々で判断できるよう民主的議会運営を心がけてまいります。


(日本共産党は、やなぎ議員が当選して、2人になった。
やなぎ議員と力を合わせ、がんばっていきたい。)
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