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Channel: 糸島市議会議員 いとうちよ子ブログ~ちよ便り
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保育園を巡回してきた移動図書館車を廃止する条例が出されました・・・子どもたちの笑顔を奪わないでください

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あしたから、長い3月議会が始まります。
私は、まず玄海原発の再稼働の危険性について、一般質問をします。
市民、特に弱者への税の徴収のしかたなども尋ねます。


予算委員会では、財政、農業、教育、などあらゆる予算関係の質疑ができます。
総額およそ600億円です。

明日の3日は、人事関係の採決、
5日の本会議は、補正予算で、クリーンセンターごみ処理施設の大改修、および学校給食の委託についてたずねます。


さて3月議会には、保育園を巡回してきた
「移動図書館車を廃止する」条例が
出されています。

子どもたちが喜んでいる事業をやめるのは、
とても悲しいことです。
写真を前に載せましたので、ごらんください。
多くの議員が反対してくださるといいのですが。


           ※    ※    ※


大変いそがしい毎日でした。
多くの方が、市政に関心を持って、
傍聴に来ていただきたいと願っています。

指定管理者募集で、応募資格のない申請書を受理。不適切な業者選定の責任を問う~副市長の再任に反対  

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きのうの本会議で、
谷口副市長の再任人事に反対した。

理由は、
2年前、前市長のもとで行われた指定管理者の募集において、
全く資格のない人の申請書を受理し、
審査していた責任者だったからだ。

業者選定における不正は、市民がもっとも許すことのできないことの一つである。
いかなる理由があろうと、
特定業者や特定個人を、特別扱いするようなことがあってはならない。

指定管理者は法人か団体でなければ申請する資格がない。
ところが2年前の1月に糸島市が行った林間施設の指定管理者募集で、
会社設立予定の申請書を受理した。

申請に必要な登記事項証明書などの重要な書類を、なにひとつ提出できないまま、受理したのだから、驚くほかない。
さらに、その業者が議会直前につくった会社に、市は「10年間も無料で市の施設を貸す」契約を結んだのである。

この背景に、有力議員の存在があったのだが、
とにかく昨日の反対討論を載せておく。




      副市長の再任に反対する討論

副市長の再任人事に反対する討論を行います。長引く不況の中で多くの市民が一生懸命生きています。市役所は市民の生活を応援し、公平、公正な市政を行う責任があります。

2012年の3月議会に、二丈にある木の香ランドキャンプ場を含む林間施設を、福岡市の業者に10年間も無料で貸すという議案が、上程されました。
日本共産党が調査すると、この会社が法務局に登記され、法的に設立されたのは、議員に議案が配られた2月22日だったのです。

10年間も無料で市の施設を貸し付ける業者が、議会直前にできたばかりの会社、議員に議案が届いた日にできたばかりだったとは、契約当事者として、不適格と言わざるをえません。

これに先立ち、林間施設を管理運営する業者を選定するため、1月、市は林間施設の指定管理者募集をおこないました。地方自治法244条では、指定管理者になれるのは、法人か団体だけです。

ところが、まだ会社が設立されていないのに、2月3日、副市長、部長、課長も出席して、指定管理者選考委員会を開き、存在していないこの会社の実績を審査し、点数までつけて指定管理者にふさわしいと結論づけて、議会で説明をしていました。

正式に会社として登記がされておらず、登記事項証明書や前年度事業報告書も提出できない状態であるのに、指定管理者としての申請書を受理して審査をしていたのです。これは明らかに市民の疑惑を招く行為です。

結果を見ても、10年間、無料で貸す議案が賛成多数で可決し、市はこの会社と契約を結びました。しかし、3か月も立たないうちに、経済的な問題を引き起こし、契約解除をする事態となりました。地元の二丈をはじめ、市民の信頼を傷つけた業者選定の責任は、重大です。

入札を含め、業者選定における副市長の権限は重いものがあります。
公平に行われなければならない市の業者選定事務において、この件での副市長の責任は重く、よってこの人事案には反対します。

議員名義の土地の開発に、反対~前原東土地区画整理事業に2億5千万円の繰越明許費。中央ルートにも1500万円追加の補正予算

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3月補正予算に反対した理由は、
繰り越し明許費に
前原東土地区画整理事業の2億6500万円が
計上してあること。
市民が大反対している潤の中央ルートにも1300万円追加。

保育園の子どもたちが喜んでいる移動図書館車(年間300万円)を廃止するなど、
市民のためのわずかな予算を削り、巨額の公共事業を推進することは納得できない。

しかも、元議員及び現職議員名義の広大な土地がある。
現職議員名義の土地の開発は、
いかなる理由があろうと、市民の税金を使ってやるべきではない。

市民は、いま税金が高くてどんなに苦労していることか。
政治倫理上も問題であり、自分のものでなければ、名義を変えるべきである。

私が、この件を議会で反対討論していたら、
U議長が「討論に関係ない」と発言を中止させた。
浦氏は、前原東土地区画整理事業と新駅の建設を、
議会で最も熱心に求めてきた議員。

しかし、私はなにがあろうと、
中央ルートと前原東土地区画整理事業の推進に反対する。
このふたつは、あまりに市の財政に打撃を与え、
市民の願いに反しているから。

市民プールやスポーツ施設こそ、市はつくってほしい~

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前原東土地区画整理事業の造成工事が、
健康福祉センターあごらの西側で始まった時、

市民の方から、
  「あれは何の工事ですか? 
   運動公園かなにか、できるんですか」ときかれた。

  「いえ、あれは1000戸の住宅を作って売る事業です。16億円も税金を使うのですよ」
  「なぜそんなことを税金でやるのですか」
  「少子化だから人口増やすとか、九大関係者に良好な住宅を提供するとか市は言ってます」
  「人口が減りよるのは二丈や志摩、前原の山間地やないですか。反対ですよ」といい、


  「私は健康づくりのため、寝たきり予防に役立つ、
   市民プールがほしいのです。
   民間のプールは、年金暮らしには高いです。
   スポーツ施設とか、市民が作ってほしい施設は作らないで、
   なんで住宅作るのに、多額の税金を使うのですか」


私も同感です。
前原東土地区画整理事業は、総額16億円。
1年で平均2~3億円。

東風小学校の前のあまり車が通らない道路を、
あんなに広くする中央ルートも、本当に税金の無駄遣い。
これだけのお金があれば、
子どもたちや市民に喜ばれる事業がたくさんできるのに。

明日は、一般質問。議会傍聴においでください。

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明日は、午前10時から一般質問が行われます。

日本共産党は、やなぎ議員が10時からトップバッターで。
私は3番目なので、たぶん午後1時から。


やなぎさんは、
消費税問題、
原発再稼働と再生可能エネルギー問題をとりあげます。

私は、
再稼働の危険性と避難、
弱者に対する税金の徴収について、
また農業振興地域除外の公平性についての3点です。


市民の目線で、命、くらしを守る市政にとがんばっています。
 お時間のある方は、
(お時間に余裕のない方は、ぜひ!一度 インターネットで見てください)
 議会へ傍聴においでください。

農業振興地域にコンビニが出店へ・・・「なぜ?不公平だ」「違法jじゃないか」の声

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3月4日から、
二丈バイパスの波呂北交差点角の農業振興地域だった水田(約3,000平方メートル)で
造成工事が始まった。
ここに、コンビニエンスストアが出店する。


「農振地域の第一種農地に、なぜコンビニが出店できるのか?
 おかしい。調べてほしい」
と言う匿名の電話があったのは、2月2日の市会議員選挙前後のこと。

 「市は、自分たち農家には、
 『農業振興地域に建物は建てられない』と言って、
  農振除外の申請をさせないのに、でたらめだ。
  不公平すぎる」と言う怒りの電話であった。

農地が宅地になれば土地の値段は跳ね上がる。
多くの農家が、様々な事情で農地を宅地にしたいと思っても、
農業振興地域であれば不可能だ。

3月議会の一般質問で、
市の答弁を含め、わかった経過を書いておく。

           経過         
2013年5月19日、大手コンビニエンスストアが、農業振興地域内の土地に出店するための住民説明会を開く。
市役所に、「休憩所および店舗出店のため」、農振除外の申請書が出され、
市が受理する。
2013年7月2日、農業振興地域整備促進協議会で承認される。

(その後開発申請、農地転用が申請され、
  今年2014年2月に許可が下り、
  3月から工事が始まった。)


※ここで大事なのは、農振除外は、「農業振興地域の整備に関する法律」13条第2項の5要件すべてを満たす必要があるということです。

  5要件とは、
   ’斥冀篭莪莪奮阿紡綢悗┐垢戮土地がない
   農業上、効率的かつ総合的利用に支障がない 
   G斥冀呂陵兔言僂忙拆磴魑擇椶気覆ぁ
   ね冉竸綮楡澆鳳洞舛魑擇椶気覆ぁ
   ッ浪瓢箸茲蝪固以上経過している…です。

コンビニは明らかに,鯔燭垢海箸できず、絶対に許可できないのに、
市は申請書を受理していました。
市民から「不公平だ。違法な除外は許せない」
「水田を潤す川が、大型ダンプなどの泥やオイルで汚染される…」と、
怒りの電話が寄せられています。

農地が宅地になると、跳ね上がる土地の価格。
いったい、なぜ市は、除外の申請書を受理したのでしょうか?

 

移動図書館車パピルス号を廃止する条例が可決・・子どもたちの楽しみを、輝く笑顔を奪わないで

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17の保育園の子どもたちに夢と希望を届けてきた移動図書館車が、
財政が厳しいと、廃止が決定しました。
反対は、伊藤、柳、高橋、藤井、波多江の5人。

福岡県内の一般市で最も財政が悪い糸島市は、
市民のためになる小さな予算を削って、
中央ルートのような大型公共事業につぎ込んでいます。



私の反対討論から

移動図書館車の運転業務委託費年間67万円、
臨時職員の人件費を含めても
年間約300万円でできる移動図書館事業を、
なぜ廃止する必要があるのか、理解できません。

この300万円の事業費で、
17の保育園の子どもたちに、長年、
笑顔と希望を届けてきたのが移動図書館車パピルス号です。


行政は、現場の声を聞いて、事務を進める必要があります。
今回の場合、現場の声とは、サービスを受けている子どもたちの声です。

移動図書館車の廃止を、現場の保育園やこどもたちは望んではいません。
幼い子どもたちは、自分の言葉で「移動図書館車をなくさないで!」と
保育士の先生方に訴えることはできません。
しかし、移動図書館車が軽快で楽しい音楽を流しながら
保育園にやって来た時の目の輝き、
そして本を選んでいるときの楽しそうな様子を見れば、子どもたちの気持ちは理解できます。

わずかなお金を惜しんで、子どもたちの願いを、踏みにじるべきではありません。
昨今、悲惨ないじめや虐待、青少年の犯罪の深刻化など、
子どもがからんだ事件が社会不安を増大させています。
未来を担う子供たちの健やかな発達のために、
文化、教育の予算をきちんと確保することは、とても大事なことではないでしょうか?

私は、あちこちでお母さんたちから、
 「夕飯のとき、子どもが『お母さん、きょう、パピルス号きた!』と
  楽しそうに話します。
  こんなに子どもが喜んでいる事業をやめなければならないほど、
  市は財政難なのですか?」と聞かれます。

 「財政難なら、東風小学校前の中央ルートみたいな
  ムダづかいをやめた方が、ずっといい」ともいいます。
まったく同感です。


九電への4億円もの図書館移転事業費を思えば、市長の気持ち一つで簡単に継続できることです。


昨年の12月議会でも、同僚議員の方々が熱心に訴えていたように、
図書館サービス検討委員会の中で、移動図書館車の廃止に反対の声がたくさんありました。だから、付帯意見として残したのです。
廃止するのは、簡単です。
新しく当選した市会議員のみなさんに検討委員会でだされた付帯意見をきちんと配り、
もう一度、サービス検討委員会で練り直して、
保護者へのアンケートも実施しながら、検討し直すべきと考えます。

そして、子どもたちのために、
子育て支援のために、
パピスル号を残してほしい。それが心からの願いです。
よって、この条例に反対します。

原発再稼働のため、30キロ圏内の福祉施設を「核シェルター」に!~今年度は、姫島の福祉施設を2億円で放射性物質防護施設に・・・

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玄海原発の3・4号機が「再稼働する」と、
原子炉内の温度は
20度から325度に上昇し、
いま敷地内に866トンある使用済核燃料は、
毎年48トンずつ増え続けます。


糸島市は、20キロ圏内226人。
30キロ圏内1万5千人、
40キロ圏内10万人住んでいます。
放射性物質は、二丈の鹿家に最速30分で到達します。



いとう~国は、万一の原発事故に備え、30キロ圏内の福祉施設を改修し、
    放射性物質を防ぐ「核シェルター」にする計画だ。
    糸島市では、今年、姫島の「はまゆう」を2億円で工事をする。
    外がどんなに汚染されても、屋内は放射能をゼロにできるというのか?

危機管理部長~ゼロに近い数字になる。

いとう~屋内が安全でも、外が汚染されたら、何にもならない。
    糸島の魅力は、豊かな自然とその恵みだ。
    「核シェルター」をつくってまで再稼働させるべきではない。
    市長はどう考えるか?

(市長答弁せず。)

危機管理部長~放射性物質はずっと降りそそがない。おさまったら避難してもらう。

いとう~農地も産業もばく大な損害を受け、住めなくなる。
    自然と他の生物の命を犠牲にして、人間は生きられない。
    子どもの未来を守るため、再稼働には反対だ。

※「はまゆう」は、介護、医療、子育ての機能をもつ福祉施設。
  去年、約9千万円で建設された。

3月議会一般質問より

議員日記から~2014年5月9日

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今日は建設産業委員会で、午前中、所管の農林水産部の施設を巡った。

伊都燦燦では、木材の再利用と山間地の森林再生に向けた施策が進められている。
ここでは、薪ストーブ用の薪を作っているが、職員の方が、実際に薪を機械で割るところを見せてくれた。
山林活用に向けた取り組みが期待される。

森林に囲まれた緑いっぱいの瑞梅寺山の家は、これからのシーズン、家族で家族連れなどで賑わう。整然と綺麗で、非常に管理が行き届いていた。

二丈の広域基幹林道沿いに2カ所展望台ができていた。そこからの眺めを写真で撮影。
海と山と農地の織り成す美しい景観が、糸島の最大の魅力だ。
20数キロ先に玄海原発がある。

午後からは市役所で会議。白糸の残土処分場の裁判の件が、ようやく解決したという。
住民の方々が、喜ばれるだろう。


今日は、市民の方から2件の生活相談があった。メールでも1件。
「主人が契約社員になって、子どもの学校の支払いや税金が滞っている」と若いお母さんが、電話口で涙ごえで話された。

親の非正規雇用が増えて、子どもの貧困が深刻になっている。
3月議会で取り上げたことを話し、就学援助の申し込みをするようすすめた。
(糸島の風も参照。)

15日の無料法律相談もお気軽にご利用ください。

4月、5月は行事が多く、忙しかった。昨日は、初当選したやなぎ明夫議員と、はじめて市役所の門前で演説とビラ配布。6月1日からは、6月議会も始まる。

市民の目線で、とくに弱者の立場で今期も議会活動をすすめます。

原発のある川内は、過去何度も火砕流に襲われた…再稼働はやめるべき

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連休中、2泊3日で故郷の鹿児島に帰省した。
写真は、薩摩半島最南端の長崎鼻。海に溶岩がせり出し、自然の雄大さを体感できる観光名所。開聞岳は標高924m。菜の花やレンゲの頃には、実に美しい。

今回、初めて砂むし風呂~砂風呂を体験した。
熱い砂に埋れていると、この地面の地下には、煮えたぎったマグマがあると感じられる。

ここの溶岩は、開聞岳の噴火によるもの。川内原発からおよそ60~70キロ位。
昨年1千回もの噴火で鹿児島中に大量の火山灰をまき散らした桜島は、川内原発からさらに近く、およそ50キロ。灰色の溶岩道路は、迫力満点の絶景である。
近年、噴火した霧島は原発から60キロくらいか。

南九州は、噴火でできたくぼ地カルデラがつらなって、名高い温泉地帯となっている。
鹿児島の大地が、火山灰で覆われているのは、子どもでも知っている。

気象庁の火山噴火学会の会長が、「九州川内原発の立地は認められない」と5月11日付のしんぶん赤旗で語っていた。

なんと原発が立地している川内は、九州南部を襲った巨大噴火に伴う火砕流に、過去何度も襲われていたというのだ。このことは、規制委員会の再稼働審査で九電自身も認めた。

福島の原発事故が未だ収束できず、汚染水や廃炉への道も綱渡り状態のなかで、安倍首相は原発を外国に販売し、日本では再稼働を急いでいる。
なんということだろう!

降灰や火砕流は、自然災害。人間の力では止められないが、火山灰の降り積もった大地にも豊かに作物が実り、牛や豚が飼われ、温泉ができ、人々の暮らしが続く。

しかし、原発事故は人災、政治災害ともいうべきもの。
大量の放射能で汚染された大地を元に戻すには、何百万年という途方もない時間がかかる。
そう。原発は、人類と共存できない。

訂正と謝罪

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 私は、本ブログにおいて、複数回にわたり『前原東土地区画整理事業で対象となっているため池の土地は、糸島市議会議員小島忠義氏が相続によって得た個人所有であり、小島氏はそのことを隠しており、巨額の利権が絡んでいる。』『K議員は、浦志の水利組合が、二つのため池(柱田ため池と相の町ため池)の所有者だというウソを平気で言っている。』などと記載しました。
 しかし、実際には、その土地は浦志土木水利組合が所有する土地であり、小島氏は、相続ではなく、組合の役員として名義を表示していたに過ぎず、私の誤った判断でした。
 私が、間違った情報を複数回にわたってブログに掲載したため、小島氏に対して著しく名誉を棄損し、多大の迷惑をおかけしたことを認め、ここに謝罪し、訂正いたします。
 大変申し訳ありませんでした。

真っ赤なあまおう

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農家の方から、取立てのイチゴをいただいた。

まっかなあまおう。

農業が大好きな人は、原発事故で農地が汚染されるのを、心配していた。

開発で、広大な緑がつぎつぎ失われることも。

母が、畑仕事の帰りに野イチゴをいっぱい積んで、帰ってきてくれた・・・遠い日が懐かしい。
水と光と大地。
かけがえのない自然の恵み。

(おいしそうなイチゴの写真は後で載せます。)

潤の国道に巨大道路が出現~120億円の中央ルートは必要か?

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上の写真は、国道から九大方面を撮影したもの。
右手の先に見えるのは、東風小学校。

ほとんど車の通りがないのどかな住宅街の道を、40軒もの家を立ち退かせて、
ここにはまったく似つかわしくない巨大な道路をつくっている。
年内、国道北側は完成予定。

将来1万台が通行すると言うが。
九大に毎日1万台も行く?

すぐ近くの通学路になっている市道は、
潤(うるう)も浦志(うらし)も道幅が狭く、
危険なところが多くて、子どもたちが危ない。
子どもや市民が日常的に使う道路を安全にすることが、最優先では?


この国道から南へは、さらに4車線で地下8メートルになる予定だったが、
12月議会で「見直し」を求めた私の質問に、市ははじめて、交通量調査をして見直すと答弁した。


毎日のように、「税金が高い」「病院代が大編」「子どもの進学費用が…」「失業した」・・・
こういう市民の切実な悩みを聞いていると、税金の無駄遣いとしか思えない事業は、市民に申し訳ない。悲しい。

子育て支援や高齢者福祉や、たくさんのことができるのに。

財政難のなか、
まだ続けますか? 中央ルートを。


必要ですか? 本当に?

「旧波多江公民館を残してほしい!」~波多江公民館の政治学級で・・・

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5月15日は、波多江公民館の政治学級によばれて、地元議員3人のうちわたしと三嶋栄幸議員が出席しました。
今年オープンした新しい公民館は、5月のさわやかなひざしをあびて、広々ときれいでした。


三嶋議員と二人で交代で、議会改革や市政へのおもいを熱く語りました。
和やかで、活発な意見交換会は、とても楽しく、あっという間の2時間でした。



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みなさんの大きな関心のひとつは、旧波多江公民館の解体でした。

築30年でまだ十分使える施設を、1100万円で解体するのは、あまりにもったいない。
多くの住民が、とくに池田住民が、川を越えて、この公民館に通うのはとても大変と、
サークル(公民館の講座受講生)をやめた人たちも・・・
しかも大雨の時、池田住民が川をわたって現公民館に避難するのは危険です。

駅に近いこのすばらしい公民館は、高齢者の憩いの場、健康づくりの場になっていました。
ぜひ残してほしい、と。

3月議会で、この件を質問したのは、私と三嶋議員と二人だけでした。

今朝、近所で高齢の方々が集っていらしたので、話をすると、やはり公民館の解体の話をされていました。
「市長に直訴しようかというひともおるとですよ」
とおっしゃるかたも。


市民協働のまちづくりが、いよいよ問われるときです。

あとで、旧公民館の写真をアップしておきます。


施設をめぐるバスの充実や、スポーツ施設の充実、それによる高齢者の健康維持は、医療費を削減し、市の財政を助けると、話がはずみました。

集団的自衛権の行使は、容認できません

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数日前の西日本新聞のトップ記事。
世論調査では、解釈改憲反対が51%。
集団的自衛権の行使を容認する人も少数だった。


原発の輸出、再稼働だけでも信じられないのに、
解釈改憲での武力行使まで言い出す安倍内閣は卑怯ではないか?

戦後70年近く、
日本が戦争に巻き込まれることなく平和であったのは、
戦争をしないと宣言した平和憲法の存在が大きかった。

           ×    ×    ×

私が十代の頃、アメリカは長くベトナムと戦争していた。
板付の米軍基地から、ベトナムへ向けて戦闘機が飛び立っていた。
日米安保条約のもとで、アメリカの戦争に巻き込まれるのではないかと、多くの若者が不安を感じていた時代。

このベトナム戦争では、
米軍が大量散布した枯葉剤で、ベトちゃんドクちゃんのような奇形児が多数生まれた。
私は、広島や長崎の原爆投下と同じように、非人道的行為を受け入れられない。
戦争中だからと、子どもや市民を殺害して、
正義を振りかざす軍隊を信用できない。
外国にまで出かけて行って、
戦争する国を信用できない。

アメリカは、ベトナム、アフガニスタン、イラクと世界中で戦争してきた。
殺し殺される憎しみの連鎖で、
テロの危険にさらされ続けている。
日本のように、狭い国土にたくさんの原発を作ってしまった国は、テロ行為による原発攻撃こそ最も恐ろしい。

平和憲法と人道的支援で、近隣諸国と平和外交を貫いてほしい。
昨夜、知人が真夜中の飛行機でアメリカへ立った。
別の知人は、中国、韓国からの観光客を案内する仕事をしている。
今や世界は、深く繋がっている。経済も暮らしも。

命より優先すべきものがあるか?~大飯原発再稼働を認めなかった福井地裁

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昨日の朝、コーヒーを飲みながら思った。
「今朝は最高の新聞!」

西日本、読売、赤旗…各紙を広げて踊る文字。
「大飯原発再稼働差し止め判決」



2014年5月21日3時15分、福井地裁。
憲法に保障された人の生命を超える価値は見出せない、と。
取り返しのつかない原発事故の教訓を踏まえた、
明快で画期的な判断。

新たに痛感したのは、
原発事故の心配のない安全な場所は、
日本列島にはないのか?ということ。
何しろ、福島第一原発事故直後に、原子力委員会委員長が首相に提出した最悪のシナリオでは、
半径250キロ圏内の避難を検討していた。

250キロ!
日本列島は、どこも原発から、250キロ圏内にスッポリはいる。

福島の事故が未だ収束していない元で、
再稼働していいのか?
原発が止まっても、電気は足りている。
子どもたちに、放射能汚染の中で生きる恐怖の世界を、残したくはない。



数日前、1人の若い男性が、原発についてまとめたレポートをもって、市役所に会いに来て下さった。
その情熱。真面目な心。
居ても立っても居られない市民がたくさんいるはず。

ただ原発なくせの思いの一点で、手をつないでいこう。
思想信条も宗教も趣味も暮らしも、好きなサッカーチームもあらゆることが違っても。

議会最終日の祝賀会~議員15年の表彰を受けました。

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この度、井上健作議員とともに、全国議長会から議員15年の表彰を受けました。
6月18日の議会最終日の夜、盛大な祝賀会を開催していただき、議長はじめ。議員のみなさま、市長以下執行部のみなさま、忙しい中でのご出席、ありがとうございました。


この15年間、市民目線でおかしなことをおかしいと言い続けて、波乱万丈の議員生活でした。
そう思うと、この表彰はとてもありがたく、心から喜んでお受けしました。

                ×     ×     ×

60回の一般質問は、一度も休まず、全力投球。
10年前、癌の手術の前々日も、九大病院から電車で一般質問に向かいました。
5年前は、医師会病院から車イスで議会へ。

家事、育児、高齢の義母との同居。町内やPTAの役員、中学校給食の実現や中央ルート反対などのさまざまな運動とのかかわり。
生活相談。目の回る忙しい暮らし。

今年2月2日に5期目の当選を果たして、はや16年目に。
地方の古い体質が色濃く残る市議会で、女性はごく少数。
男性社会の中で、オール与党の中で、あらゆる暴言にもへこたれず、気が付けば15年。


そうそう!ちょうど1年前の6月議会は、
「いじめじゃないの」と一言つぶやいただけで懲罰委員会にかけられ、三日間の出席停止を命じられました。
議会最終日、私は傍聴席から、
自分が不当な辞職勧告決議を受けるのを黙って見ているほかありませんでした。

あれからちょうど1年。
同じ6月議会の最終日、今度は議会、執行部そろってお祝いしていただくことになるなんて。いったい誰が想像したでしょう。
人生とは、おもしろいものです。

どんなときにも私を信じ、支えてくださった支持者のみなさん、市民のみなさんがいらしたからこそ、今日という日を迎えることができました。
心から感謝を申し上げます。

(綺麗な花束も頂きました。台所のテーブルに、その一部を飾っています)


※一番、大事なことを付け加えます※
それは、党員、支持者のみなさんが、
骨身を惜しまず、しんぶん赤旗を配り、『糸島の風』を配り続けてくださっていること。
合併してからは、インターネットでの配信もしてくださっている。
不特定多数のどれだけ多くの人が、
「市政がよくわかる。糸島市には日本共産党が必要だね」と共感の声をかけてくださったことか。

そして、骨身を惜しまず活動する議員団があることです。
古川さん、ひわださん、長い間、お疲れ様でした。
やなぎ議員は、新人ながら、すばらしい質問をされます。
くわしくは、今後。

ホールインワン

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昨日は、池田南行政区の球技大会。
初めてグランドゴルフに出場。

1球目に、ホールインワン。
おお!できすぎ(笑)

後半にも、二つ目のホールインワン。
表彰式で酎ハイを二缶いただく。

神の気まぐれで、校区の大会にも出場することに。
一緒に回った皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

近所のご夫婦は、息のあった試合運びでペタンク優勝。
この日は久しぶりに会えた人が幾人も。
議会が終わってたから、地域の行事に参加できてよかった。


夜、知的障害のAさんから電話。
何事かと心配して「どうかしたの?またいやなことでもあったの?」と聞くと、
「伊藤さんのおかげで施設に入れて、元気にくらしてるけん、心配せんでいいけん」と。
楽しい近況報告・・・ほっと
胸をなでおろす。

7月に会おうねと約束。
いつも励まされているのは、私の方。

都議会セクハラヤジ議員が謝罪~糸島市議会も少し変わった…

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東京都議会本会議で、質問中の女性議員に、早く結婚しろよなどと
ヤジを飛ばした自民党議員が、今日、名乗り出て記者会見し、謝罪をした。

子どもを産めないのか、という許せないヤジの犯人は、まだわからない・・・
なんと品性のない、卑劣なヤジだろう。
言われた人の気持ちが、まったくわからないのだ。

ただ、こういうヤジが、テレビなどで問題にされたことは、いいことだ。
マスコミ関係者でも、多くの記者が、セクハラ、パワハラに鈍感だから。


なぜ、自民系議員は品性のないヤジを平気で飛ばすのか?と聞かれる。
それは、彼らが与党だから。

当局のすすめる政策を、ともに推進する彼らの中には、
批判や追及する野党議員の質問を黙って聞いていられない人たちがいる。
地方では圧倒的多数だから、仲間がいっぱい。権力の側の強み。
何を言っても、許されると思っている。

実際、許されてきた。糸島市議会では。
同僚議員を「きさま!」と呼ぼうが、
幹部職員を「おまえら!」と怒鳴りつけようが。

ときに、大勢で一人を怒鳴り散らし、質問の邪魔をしてきた。
その迫力は、ヤクザのごときで、だれも注意できなかった。
学校でのいじめが、見て見ぬふりになるのがよくわかる。


「いじめじゃないの?」と私が言っただけで、「議員の資格がない」と大騒ぎした人たちが、
どれだけひどい暴言を吐いてきたことか。
思い出すと、吐き気がして、胸の動悸がはげしくなる。

15年前、議員初日に、議長から「きさま、黙れ!」と怒鳴られた。
まともな議会なら、それだけで議長職を失うほどのパワハラ発言だ。
しかし、だれも注意しない。議員も職員も。
あの時の衝撃。ここは異常だと思った。


ああ、だが今度の選挙で新人議員が当選し、この人たちがとても感じのよい人たちだ。
思想信条は違っても、人間として、誠実で信頼できるところがある。
議会の雰囲気が少し変わった。

いつもげらげら大勢の与党議員の笑い声に満ちていた議員控室に、
まじめで新鮮な空気が流れ始めた。
それはまだ微風だけれど、
きっといつか、
市民にも見えるさわやかな風になるだろう。

AZホテル前の踏切が廃止とは・・・相当、不便になる糸島市の交通体系

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あごら西の交差点が、前原東土地区画整理事業のために、通行止めとなっている。

潤南(うるうみなみ)では、静かな住宅街を通り抜けの車両が増えたため、「子どもたちがあぶない」と困っている。

大勢の市民から、
「いったい、いつになったら通れるとですか? 不便です・・・」
と言われる。
雷山から拡幅され、浦志のサニー前に続く市道は、実に便利な生活道路だからだ。


          ×      ×     ×     ×


ところが、この道路。市道有田浦志線。廃止になるという。
「うそでしょう?」
「まさか?毎日利用しているんですよ」
という池田南、怡土、雷山、篠原の人。

そのわけは、AZホテル前の踏切が、廃止になるからだ。
「なぜ、踏切が廃止になるんですか?」

「浦志の新駅建設のためには、そうなるのです。
 駅のホームが130メートルあります。その長さを確保するためには、
 踏切をなくさないと、駅ができないのです」
だれもが、唖然とする。

「新駅、新駅って、大騒ぎして、便利になるからと署名集めて、なんですか今ごろ。
署名集める時、そんなことになるってことを知っていたら、署名しなかった。ひどいですね」
と、新駅に期待していた住民の方が嘆く。


糸島市と新駅設置促進期成会は、
昨年12月、JRと3者で覚書を結んだ。
この覚書に「新駅建設のために桂田踏切を廃止する」
という重大な約束があった。
こんな重大なことは、2月の選挙前に発表して、市民の審判を受けるべきだったのだ。

半年もしてからようやく記者発表するとは、あまりに不誠実だ。


私が、
「ここは、雷山と国道を結ぶ貴重な生活道路。
 踏切が廃止になると、住民だけでなく、浦志の店舗や地場業者に打撃を与える。
 どうするのか?」
と聞くと、

市は、「糸島高校の踏切から、農協前の国道へ出るようにする」
と答えた。

糸島高校周辺は、離合しにくい狭い道路であるうえ、通学時間帯は大混雑するというのに。
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