昨日、
建設産業委員会の視察から帰宅すると、
自宅に議会事務局から以下のファックスが届いていた。
「 事務連絡
平成28年10月26日
糸島市議会議員 各位
建設都市部都市計画課
(株)環境技研の大石行政区への事務所・車庫移転の中止について(報告)
標記の件について、本日、(株)環境技研から会社の事情により、予定していた大石行政区への事務所・車庫の移転は中止するとの報告を受けましたのでお知らせします。」
きょう、近隣の方々にお会いすると、
目に涙を浮かべて喜んでいらした。
家の前にバキュームカーの車庫が建てられ、
し尿・ごみの収集運搬事業をされる計画を知ってからの
長い長い、1年7か月の闘いが、ようやく終わる
安堵の涙だった。
しかし、市が住民の立場できちんと対応していれば、
しなくてもいい闘いだった。
いくら、法に触れてないからと言って、
金もうけのためにやっていいことと悪いことがある。
市の税金で行う委託事業を、住民に対する配慮なく、
何でもやっていいわけはないのだ。
住民紛争を起こした時点で、委託を取り消すと、
厳しく会社を指導すべきだった。
会社にモノが言えない市の
市民に冷たい姿勢が浮き彫りとなった今回の事例は、
今後の糸島市政を考えるうえで、大きな教訓となるだろう。
「市と会社は、猛省して住民に謝罪すべきだ」
と考える。
それができないなら、
また同じようなことが、市内のどこかで起きるだろう。