きょう、
糸島原水爆禁止協議会のみなさんと参加した原水爆禁止世界大会長崎。
核兵器をなくすため、全国から集まった7千人の人で満員の会場に、
あのJFKやプラトーンの映画で知られる映画監督のオリバーストーンさんが登場。
大きな拍手に包まれた。
笑顔の素敵な堂々たる体格のオリバー監督。
力強い言葉で語ったのは、
「アメリカでは、学校で子どもたちに、
日本への原爆投下は戦争終結のために必要で正しかった、と教えている。
戦前の日本人は、ゴキブリ以下とみなされていた。
私は、保守的な家庭に育ったが、ベトナム戦争に行き、
その後、なぜアメリカが次々戦争するのか?考え始めた。
日本の敗北はすでにわかっており、原爆投下は必要ではなかった・・・。」
「歴史を学ぶことが、同じ過ちを繰り返さないこと。
日本が、戦争中、中国や韓国に侵略したことも、
きちんと学ぶことが大切、」と。
※最近まで、NHKテレビのBS放送で、「もうひとつのアメリカ史」というオリバー監督の歴史を揺るがす3部作を放映していた。
それは、ち密な調査と証言で、実に説得力のあるドキュメンタリーだった。
今回、オリバー氏と来日したアメリカン大学のピーター・カズニック教授。
16年前、ネバダでの核実験の調査で原水協の代表団の一員として、私がアメリカに行ったとき、ワシントンで平和交流があった。
そのときパネラーとして、会議を進めていたのが、カズニック氏だった。
きょうは、海外代表団のほか、
日本中で粘り強く核兵器廃絶と原発をなくす運動に頑張っている
若者、女性、市民の多彩な運動について、
元気いっぱい報告があった。
若者が多く参加し、明るく希望のみなぎる今年の大会は、
例年以上に感動的だった。
糸島の私たちは、長崎での大会を終え、
またバスで会場を後にした。
ウイ シャル オーバーカーム・・・と歌いながら。