市は、なぜため池の所有者をごまかし、
今もしつこく「浦志の水利組合のものだ」と主張し続けるのか?
それは、絶対に市民に知られたくない事実が、
ここにあるからではないか。
事業主体である「前原東土地区画整理組合」は、
2011年11月18日に、農業委員会の意見書を添えて、
土地区画整組合の設立認可申請を行った。
そして、2011年12月19日、認可の告示、翌年1月4日付で許可を得る。
関係者にとっては、20年来待ち望んだ大型事業の正式なスタートだ。
つまり、
土地区画整理法第136条で、用排施設のため池を廃止するときは、
農業委員会の意見を聞くようになっている。
農業委員会がため池の廃止(埋め立て)に同意しなければ、
この事業は始まらないのだ。
農業委員会が真面目に審議すれば、
水害の危険な地域で、長年、調整池としての役割を果たしてきた広大なため池を、
埋め立てるという結論は早々には出にくい。
二つのため池で2万平米(屐砲發△襦K笋疥てれば、波多江小学校並の広さがあり、地域(浦志、潤、泊、新田)に重大な影響を及ぼす。
たとえば、1時間100ミリの集中豪雨の時は、2000トンもの雨水がため池に降る。今その雨水は、ため池にためられ、徐々に下流に流れていくが、埋め立てられたらそうはいかない。
誠実な農業委員からは、必ず心配する声がでたろうし、「近いから、現地を見に行こう」という声も出たろう。
それらをすべて説得する一番効果的な言葉は、「地元が賛成している」という浦志の農業委員の発言である。
浦志のK議員が、2010年2月、建設産業委員会で議会選出の農業委員に選ばれた理由は、まさにそのためだったとしか考えられない。
じっさい、2011年10月6日と11月9日に、意見書を添付するため、農業委員会は、「ため池の廃止」について話し合いをした。
そこで市は、廃止するため池の面積も、貯水量も、周辺地域の水害状況も、いっさい説明をしていない。
あきれたことに、廃止するため池の名前すら、審議する農業委員に知らせていない。
決め手は、K議員の言葉。
「地元浦志の水利組合は、ため池の廃止に賛成している」
多くの農業委員は知らなかったろう。K議員自身が、ため池の所有者だったということを。(同席していた同じく農業委員のU議員だけは、知っていた)
他の農業委員がもし知っていたら、「農業委員会法の27条で、土地の持ち主は利害関係者だから、審議には加われません」と言っただろう。
私は今度の6月議会で、「いじめやないの」とつぶやいただけで議場から退席せられたが、このときの農業委員会では、法で退席せよと決められた利害関係者が、堂々と出席し、自分の利害にかかわる「ため池の廃止」について、賛成の意見を言っていたのである。
市が、ため池の所有について、K議員の個人所有ではないとウソをつき続ける理由はここにある。K議員に、「地元の代表」として賛成の意見を言う資格も権利もなかったのだ。
目的のためには手段を選ばない、法令順守の理念など全くない。卑劣な方法で得た開発許可は、法的にも道義的にも許されないのは、明らかだ。
・・・つづく・・・
※最近の情報では、議会たよりの臨時号を8月1日に出して、「懲罰」問題や「辞職勧告」問題を市民に知らせ、伊藤がいかに品性がなく、信用ならないかを市民に知らせようとしているようだ。
「伊藤がブログで好き放題書いている。またみんなで懲らしめよう」と話し合った結果かもしれない。
※6月27日の木曜日、議会改革委員会があった。
そこで何を思ったか、志摩の自民系議員が、
「前原は裏工作をし過ぎようと。議会改革をやっても、裏工作はなくならんばい」
と言った。
私もそう思う。腐りきった自民系無所属議員の支配がなくならない限り、
うそとやらせはなくならない。
この人は、「ため池のことは質問しなんな」と3月議会で私に圧力をかけてきた一人だが、
ときどき人間らしい本音をいう。
今もしつこく「浦志の水利組合のものだ」と主張し続けるのか?
それは、絶対に市民に知られたくない事実が、
ここにあるからではないか。
事業主体である「前原東土地区画整理組合」は、
2011年11月18日に、農業委員会の意見書を添えて、
土地区画整組合の設立認可申請を行った。
そして、2011年12月19日、認可の告示、翌年1月4日付で許可を得る。
関係者にとっては、20年来待ち望んだ大型事業の正式なスタートだ。
つまり、
土地区画整理法第136条で、用排施設のため池を廃止するときは、
農業委員会の意見を聞くようになっている。
農業委員会がため池の廃止(埋め立て)に同意しなければ、
この事業は始まらないのだ。
農業委員会が真面目に審議すれば、
水害の危険な地域で、長年、調整池としての役割を果たしてきた広大なため池を、
埋め立てるという結論は早々には出にくい。
二つのため池で2万平米(屐砲發△襦K笋疥てれば、波多江小学校並の広さがあり、地域(浦志、潤、泊、新田)に重大な影響を及ぼす。
たとえば、1時間100ミリの集中豪雨の時は、2000トンもの雨水がため池に降る。今その雨水は、ため池にためられ、徐々に下流に流れていくが、埋め立てられたらそうはいかない。
誠実な農業委員からは、必ず心配する声がでたろうし、「近いから、現地を見に行こう」という声も出たろう。
それらをすべて説得する一番効果的な言葉は、「地元が賛成している」という浦志の農業委員の発言である。
浦志のK議員が、2010年2月、建設産業委員会で議会選出の農業委員に選ばれた理由は、まさにそのためだったとしか考えられない。
じっさい、2011年10月6日と11月9日に、意見書を添付するため、農業委員会は、「ため池の廃止」について話し合いをした。
そこで市は、廃止するため池の面積も、貯水量も、周辺地域の水害状況も、いっさい説明をしていない。
あきれたことに、廃止するため池の名前すら、審議する農業委員に知らせていない。
決め手は、K議員の言葉。
「地元浦志の水利組合は、ため池の廃止に賛成している」
多くの農業委員は知らなかったろう。K議員自身が、ため池の所有者だったということを。(同席していた同じく農業委員のU議員だけは、知っていた)
他の農業委員がもし知っていたら、「農業委員会法の27条で、土地の持ち主は利害関係者だから、審議には加われません」と言っただろう。
私は今度の6月議会で、「いじめやないの」とつぶやいただけで議場から退席せられたが、このときの農業委員会では、法で退席せよと決められた利害関係者が、堂々と出席し、自分の利害にかかわる「ため池の廃止」について、賛成の意見を言っていたのである。
市が、ため池の所有について、K議員の個人所有ではないとウソをつき続ける理由はここにある。K議員に、「地元の代表」として賛成の意見を言う資格も権利もなかったのだ。
目的のためには手段を選ばない、法令順守の理念など全くない。卑劣な方法で得た開発許可は、法的にも道義的にも許されないのは、明らかだ。
・・・つづく・・・
※最近の情報では、議会たよりの臨時号を8月1日に出して、「懲罰」問題や「辞職勧告」問題を市民に知らせ、伊藤がいかに品性がなく、信用ならないかを市民に知らせようとしているようだ。
「伊藤がブログで好き放題書いている。またみんなで懲らしめよう」と話し合った結果かもしれない。
※6月27日の木曜日、議会改革委員会があった。
そこで何を思ったか、志摩の自民系議員が、
「前原は裏工作をし過ぎようと。議会改革をやっても、裏工作はなくならんばい」
と言った。
私もそう思う。腐りきった自民系無所属議員の支配がなくならない限り、
うそとやらせはなくならない。
この人は、「ため池のことは質問しなんな」と3月議会で私に圧力をかけてきた一人だが、
ときどき人間らしい本音をいう。