数日前の西日本新聞のトップ記事。
世論調査では、解釈改憲反対が51%。
集団的自衛権の行使を容認する人も少数だった。
原発の輸出、再稼働だけでも信じられないのに、
解釈改憲での武力行使まで言い出す安倍内閣は卑怯ではないか?
戦後70年近く、
日本が戦争に巻き込まれることなく平和であったのは、
戦争をしないと宣言した平和憲法の存在が大きかった。
× × ×
私が十代の頃、アメリカは長くベトナムと戦争していた。
板付の米軍基地から、ベトナムへ向けて戦闘機が飛び立っていた。
日米安保条約のもとで、アメリカの戦争に巻き込まれるのではないかと、多くの若者が不安を感じていた時代。
このベトナム戦争では、
米軍が大量散布した枯葉剤で、ベトちゃんドクちゃんのような奇形児が多数生まれた。
私は、広島や長崎の原爆投下と同じように、非人道的行為を受け入れられない。
戦争中だからと、子どもや市民を殺害して、
正義を振りかざす軍隊を信用できない。
外国にまで出かけて行って、
戦争する国を信用できない。
アメリカは、ベトナム、アフガニスタン、イラクと世界中で戦争してきた。
殺し殺される憎しみの連鎖で、
テロの危険にさらされ続けている。
日本のように、狭い国土にたくさんの原発を作ってしまった国は、テロ行為による原発攻撃こそ最も恐ろしい。
平和憲法と人道的支援で、近隣諸国と平和外交を貫いてほしい。
昨夜、知人が真夜中の飛行機でアメリカへ立った。
別の知人は、中国、韓国からの観光客を案内する仕事をしている。
今や世界は、深く繋がっている。経済も暮らしも。